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《SHIPPING GAZETTE》:上海錦江航運上海、青島航路で博多・門司サービス強化

人気ブラウズ:(5432) 発布時間:2017-01-22
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    上海錦江航運集団(=SJJ)の日本総代理店である錦江シッピングジャパンは、九州サービス強化に向け、博多に九州事務所を開設し、営業活動を本格化させている。同社は昨春の九州航路への参入以降、急速にサービス拡充を進めており、自社事務所の新設により九州市場の開拓を加速する構えだ。

 

4月から九州~上海が週2便に

日本~上海コンテナ航路において、SJJの存在感は大きい。長年にわたり上海航路を1 )関東(東京・横浜)サービス、2 )関西(大阪・神戸)サービス、3 )中京・東海(名古屋・清水)サービスに分けて運航してきた。

昨年の 3 月に上海航路で、4 )九州(博多・門司)サービスを開設するまで、上海航路の雄であるSJJが実は九州サービスを実施していなかったことの方が意外だ。

同社はリーマン・ショック以前、日中コンテナ航路で輸出入の物量が急増した時代に、各社がこぞって船腹を増やした状況下でも、船腹の急な拡大は行わず、堅実な航路運営に徹した姿勢が印象的だった。

そのSJJは九州航路でも、やはり着実な足どりでサービスをグレードアップさせてきた。昨春の九州~上海航路の開設当初は、博多・門司寄港を週初に設定したウイークリー運航でスタートした。ほぼ1年後のことし4月、新たに博多・門司寄港が週央の便を追加して、九州~上海サービスの週2便化を達成したのである。

追加された週央便はグループ船社であるHascoが運航することで、両社ともに過剰な船腹を抱えずに、週2便のサービスを提供できる協調配船を実現している。

さらに、SJJが自社運航する週初便は、九州から上海へ向かう途中に釜山へ寄港するローテーションを組んで、九州発・釜山向けに週1便の韓国サービスも開始した。

というわけで、SJJの九州からの上海および釜山向け寄港ローテーション/定曜日は、

  上海 土 ~博多 月 ~門司 火 ~釜山 水 ~上海 土

  上海 火 ~博多 木 ~門司 金 ~上海 月

2ループ・週2便となっているのである。

 

九州航路でも輸入HDSを実施

一方、華北の青島航路についても、SJJ は昨20153月に門司・博多寄港による九州サービスを開始している。

SJJは青島航路では、中国船社のCCLと協調運航を行っており、九州(門司・博多)はシャトル運航で、京浜と阪神は8の字運航、名古屋はシャトル運航に設定されている。

  青島 土 ~門司 月 ~博多 火 ~青島 金

  青島土 ~東京 火 ~横浜 火 - 水 ~青島 土 ~大阪 火 ~神戸 火 - 水~青島 金

  青島 土 ~名古屋 火 ~青島 土

もともと、上海航路を日中航路の基盤としているSJJだが、青島航路においても着実にサービスを充実させてきているわけだ。

ところで、SJJといえばスケジュール遵守率の高さをはじめ、安定した高品質なサービスが売りだが、なかでもHot Delivery Service(= HDS、即時引き渡しサービス)に力を入れていることで有名だ。

もちろん、九州サービスについても中国からの輸入で HDSを実施している。

上海航路では自社運航している週初便が対象で、博多は月8:30入港で貨物搬入が11:00 、門司は火9:00入港で貨物搬入が11:00に、それぞれ設定されている。

また、青島航路でも門司月12:00入港で貨物搬入が13:00の予定となっている。

錦江シッピングジャパンの喬洪社長は、「九州の荷主の皆さまにも、当社の長期安定したサービスを一度体験していただければ、その良さが分かっていただけるはず。ただ、いまのところ九州航路の輸出実績は、想定量を上回るには至っておらず、もうひと踏ん張りが必要だ」と語る。

そこで、九州市場の営業開拓における橋頭堡として開設したのが九州事務所である。

自社事務所を博多に構え、SJJ の集荷代理店である三井倉庫九州、および住友倉庫との協力体制を整えて、SJJ の九州地域での営業強化にがっちりスクラムを組んでいる。

7月下旬には喬社長自ら、九州事務所にしばらく詰めて、セールス・プロモーションにあたるという意気込みだ。

 

九州事務所開設のごあいさつ

錦江シッピングジャパン株式会社

代表取締役社長  喬 洪

 

 上海錦江航運集団は20153月から、博多/門司~上海、門司/博多~青島航路を立て続けに開設しました。

 また、本20164月には博多/門司~上海航路を週2便に増便するとともに、博多/門司~釜山航路も開設するなど、この1年余りの間に九州サービスを充実させてまいりました。

 九州航路におきましても、当社の航路運営の基本理念である、スケジュール遵守率アップ、サービス品質の向上によるブランド・イメージの堅持に心掛けています。

 今回、九州事務所を設立したのは、錦江シッピング・グループが真剣に九州航路の充実を図ろうとしている意思の表れとご理解ください。

 荷主の皆さまの傍らに事務所を構えることで、市場情報収集、新市場の開拓、 新たなサービス展開を図ります。また、皆さまのもとを訪問し、日常的なリレーションを高めることで、錦江シッピングをより身近に感じて頂けるよう努力する所存です。

 弊社九州事務所は地元の皆さまと手を携えて、実りある営業活動を目指しますので、これからもご指導、ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。

 

 

錦江シッピングジャパン(株)九州事務所

住 所:〒 812-0031 福岡市博多区沖浜町5-80

    住友倉庫九州株式会社内2

TEL:092-273-2212 

FAX:092-273–2213