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安全意識を高め、海運安全文化を継続的に形成——錦江航運、2017年「安全生産月間」活動を実施

人気ブラウズ:(5432) 発布時間:2017-08-24
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  安全生産は企業発展の基盤であり、あらゆる経営管理における永遠の生命線である。錦江航運は毎年6月を安全生産月間に指定している。今年の活動では、錦江航運の各部門・構成企業・船舶は「企業の安全生産における主体的責任の全面的履行」をテーマに掲げ、当社の企業理念である「安全こそが最大の利益」に関する様々な「安全生産月間」活動を展開し、大いに成果を上げた。

安全文化の啓発を重視、社員の意識に浸透
  2017年2月、錦江航運は「上海市安全文化建設モデル企業」に認定。初入選の企業12社の中では唯一の海運企業となった。これは、当社が長年にわたり安全生産を業務の中核に据え、海運における安全文化の形成を重視しつづけてきた大きな成果といえる。安全業務の成果は、決して一朝一夕で表れるものではない。たとえ軽微な問題でも放置せず対処すれば、重大な問題を未然に防止できることを地道に啓発してきたことが実を結んだといえる。
  今回の活動に先立ち、錦江航運とグループ各社および各船舶は、精力的に「安全生産月間」の宣伝と動員を行った。当社の安全定例会議、内部刊行物、ホームページ、ニューメディアなど様々な場を通じて、「各部署と社員一人ひとりが安全の担い手」という安全業務の理念とともに、活動月間の予定や内容の周知に力を入れ、活動を実践した。
  安全業務には、些細な兆候から重大な問題を察知する鋭敏さ、危険を未然に防ぐ予知力とともに、自身の経験を総括して学びへと昇華させる自発性も必要とされる。今年度の「安全活動月間」の活動では、高いリスクを伴うコンテナ輸送業の特質について、当社が長年にわたり当社船舶の事故や危険状況を収集・整理した『事故・危険状況総合マニュアル』が初刊行された。これは船舶に発生した事故や危険状況の経過、原因分析、是正措置の実録であり、当社が長年の安全管理業務を通じて蓄積してきた財産であり、貴重な経験や教訓が凝縮されたバイブルといえる。また、同書を船員の座右の書として、あるいは陸上業務の安全部門や船員の安全研修用教材として取り入れることで、事故や危険状況の発生を一層効果的に防止できると期待される。

        (『事故・危険状況総覧』シリーズ)

多彩な活動方式、安全研修で成果
  安全は海運企業にとって永遠のテーマだが、各企業の安全管理部門はなおさら、安全研修と活動方式の刷新に向けて努力を重ねている。錦江航運グループの安全管理部門もまた、当社の安全研修を新たな問題、情勢、法規、条約に対応させ、研修の実効性を絶えず高めている。
  「安全活動月間」の期間中、当社グループでは「労働衛生・健康」講座を開講。安全生産の啓発ビデオを放映し、当社の安全生産標準化システム、安全管理システムなど「4大システム」についての特別研修を実施するとともに、コンペティション「安康杯」や「船員の安全と人身防護」をテーマとするショート動画コンテストも開催した。また、上港グループの求める条件に合致する 「最優秀安全管理者」の選考も実施し、安全生産において顕著な実績を収めた従業員を高く評価するとともに、これを契機として、安全管理者の管理制度の整備も推進された。こうした多彩な安全教育活動を通じて、従業員の安全文化に関する資質を高め、その安全意識や技能の向上を図ることにより、各現場で安全生産に対する従業員の積極性を引き出し、根本から事故・危険状況の発生を最大限防止・減少させることを目指している。

        (船上でアーク溶接技能コンテストを開催)

潜在的危険性の全面検査を強化し、安全生産を保障
  安全を守るためには、どんな些細なことも疎かにはできない。安全上のリスクが高いコンテナ輸送業に携わる錦江航運は、安全管理業務を極めて重視しており、軽微な問題にも対処することで重大な問題を未然に防止することの重要性を熟知している。この意識は、机上の制度や形式的なスローガンにとどまらず、実際の安全管理業務の隅々にまで浸透している。
  活動期間には、錦江航運とグループ各社及び各船舶は、それぞれ安全管理上の重点業務について、危険状況や潜在的危険性を各自で検査・是正して解消し、生産プロセスにおける潜在的危険性を全面的に巡回検査した。船舶管理においては、船舶の潜在的危険性の自主検査、安全検査および緊急時対応訓練の有機的な連携・結合が図られた。これにより、「安全・エコロジー・健全」な船舶運用を確保するとともに、船員の安全作業意識と緊急時対応力を向上させることで、寄港国検査(PSC)に欠陥なしで合格できる確かな基盤が確立された。

        (コンテナに対する潜在的危険性の全面検査)

  グループ各社は、この季節特有の安全業務の性質に応じ、水害・高潮被害防止や消火・救助活動等にそれぞれ特化した緊急時対応訓練を展開することを趣旨として、様々な方式で消防訓練や避難訓練を実施した。突発的な天候の変化が頻繁に起きるこの季節の状況に対し、グループ各社、特に重点倉庫・ヤード企業の従業員は防災避難・排水対策能力や突発的事態への対応力を強化することで、事故の発生頻度を下げ、災害による損失の減少を図った。

        (ヤードにおける消防訓練)

  「備えあれば憂いなし」というように、事が起きてから後手に回って対応するのではなく、事前に起こりうる事態を想定して備えておくことが肝要である。「安全生産月間」の活動は、錦江航運が「予防重視・科学的管理・継続的改善」の安全管理方針を実践する場として、ひいては安全な事業運営を担保するうえで重要といえる。今後の業務の中で、当社は「安全生産月間」の成果についてさらに実践を重ね、より確かなものとするとともに、優れた経験や成果を当社グループの規範・制度として管理システムに取り入れ、「安全こそが最大の利益」とする理念を各生産プロセスに反映させていく。これにより、当社グループの安全文化システムの形成・構築を継続的に推進し、安全面で一流の海運企業となることを目指している。